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ガソリンの入れ間違い

セルフガソリンスタンドの普及に伴い、ご存知の方も多いかと思いますが、ガソリンの種類は大きく分けて3種類あります。
1.レギュラーガソリン(国産車など一般的な自動車)
2.ハイオク(高級車、外車、スポーツカーなど)
3.軽油(ディーゼルエンジンを使用した自動車、トラックや外車)

※タクシーはLPG(Liquefied Petroleum Gas石油液化ガス)を使用。
また軽油は軽自動車専用の油種ではありません。


近年ではEV車など電気エネルギーを利用しモーターで走る自動車も登場していますが、未だに大半の自動車はガソリンを燃料にしています。
また、トラックや外車にも使用されているディーゼルエンジンもマツダのクリーンディーゼル技術導入により身近に感じられるようになりました。

友人や他人の車、レンタカーなどの乗り慣れていない車両に給油をする際、「レギュラー?ハイオク?」と油種を気にしたことはないでしょうか。


万が一、油種の入れ間違いをしてしまった場合のケースを紹介します。


1.ハイオク指定車(ターボ車を除く)にレギュラーガソリンを入れてしまった場合
ターボ車を除くハイオク指定自動車はレギュラーガソリンを入れても、すぐに故障してしまうなどの大きな問題はありませんが、メーカー基準のパフォーマンスよりパワーダウンをしてしまう為、常時レギュラーガソリンを使用することはお勧めできません。

2.ハイオク指定車(ターボ車)にレギュラーガソリンを入れてしまった場合
ターボ車のハイオク指定車にレギュラーガソリンは入れてはいけません。
仮にレギュラーガソリンを入れてもしまうと走ることは可能ですが、ノッキングを起こしエンジンに大きなダメージを与えてしまうので早急に対処して下さい。

3.ハイオク指定車とレギュラーガソリン指定車に軽油を入れてしまった場合
残っているガソリン量にもよりますが、タンクにガソリンが残っているのでしばらくは走行が可能なのですぐに故障することはありません。
ただし、最悪の場合はノッキングを起こしてエンジンに大きなダメージを与えます。初期段階で気づけばスパークプラグ交換など比較的少ないコストで修理ができるので早急に対処して下さい。

4.レギュラーガソリン指定車にハイオクを入れてしまった場合
レギュラー指定の自動車にハイオクを入れても特に問題はありません。
ただし、パワーアップや燃費の向上は期待できません。

5.軽油指定車にレギュラーガソリン、ハイオクガソリンを入れてしまった場合
レギュラー、ハイオクのガソリン指定車に軽油を入れてしまうよりもエンジンに与えるダメージは大きく、走行してしまうと白煙をあげてノッキングを起こします。
修理も大掛かりなものとなり大きなコストがかかってしまう為、早急に対処して下さい。


このように自動車のエンジンによって油種が異なる為、普段乗りなれていない自動車に給油をする時は給油口にあるステッカーの確認、オーナーズマニュアルの確認、ガソリンスタンド店員さんへの確認を行うことが重要です。

担当:星野

コラム

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