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カーナビについての知識

一言で「カーナビ」といっても種類が色々あります。
今回は、そんなカーナビの種類と特徴をほんの少しですがご紹介します。

ポータブルナビ

多くは電源ソケットやシガーソケットから電源をとり、ダッシュボードの上に設置します。モニターサイズは3.5〜7インチが一般的です。

「付け外しが簡単にできる」、「価格が他に比べ安価なものが多い」というメリットもある反面、GPSのみで位置を捕捉するタイプが多いため
地下やトンネル内では位置を捕捉できなかったり、立体になっている高速道路を認識しづらいといったデメリットもあります。

  • ポータブルナビ

1DINナビ(インダッシュモニタータイプ、オンダッシュモニタータイプ)

モニターが格納され、電源を入れるとポップアップするタイプとモニターが本体と離れているタイプがあります。モニターサイズは6.5〜8インチが一般的です。

「1DINしか空きスペースが無い車両に取り付けできる」、「オンダッシュタイプの場合、画面を見やすい角度に調節ができる」といったメリットがあります。
ただし、車種によってモニターが邪魔になり、ハザードランプを押しづらくなったり、エアコンの送風口を塞いでしまう可能性があります。

2DINナビ(埋め込み式ナビ)

2DINサイズの部分にモニターと本体(AV機能も含む)が一体となって埋め込まれているナビです。国産車のメーカーやディーラーで取り付ける純正ナビはこのタイプとなります。
モニターサイズはモニターサイズは6.5〜8インチが一般的ですが、ワイド型や8インチを超えるものも増えてきています。

2DIN部分にモニターが埋め込まれているため、視界や他の機能を邪魔せず配線もダッシュボード内に収まることから、見た目がスタイリッシュになります。
ただし、車種によっては2DINの部分が低い位置にあるため運転中の視界に支障が出たり、1DINしか空きがないため設置できない場合もあります。

また、データの記録媒体にも違いがあります。

CD⇒DVD⇒HDDと進化を続けていたナビですが、現在では多くがフラッシュメモリーを利用したメモリーナビが主流となっています。

HDDナビの特徴はデータを大量に保存でき、地図データを3D表示したりイラストを多く使えたりします。
また、大量の音楽データや映像データも収録でき、高機能な機種を中心に搭載される傾向にあります。

メモリーナビは販売当初こそ記録媒体のフラッシュメモリーが高価であったため、安価な
ポータブルタイプに容量も2GBや4GBといったものが搭載されていました。
しかし、フラッシュメモリーの価格が低下したことから容量も8GBや16GBと増加、
結果2DINタイプにもメモリーナビが採用されるようになりました。

メモリーナビが採用される理由はフラッシュメモリーの特徴に「HDDのような駆動部がなく車載機器特有の振動対策が要らない」「データの読み出しが速い」という点があるからです。
よって、現在はメモリーナビが記録媒体として主流となっています。

※DIN:国際標準規格ISO 7736の通称名
幅180mm・高さ50mm
2DINは幅は同じで高さ100mm

  • 2DINナビ(埋め込み式ナビ)

担当:谷津田

コラム

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